花束

自分は「恋人」という存在を失うことが
怖かったんじゃない。


自分という存在を認めてくれる。
自分という存在を求めてくれる。


そんな人が身近にいたことを
当たり前のように過ごしてきたせいで
それがなくなった生活が
怖かったんだと。



好きってなんだろうと考えても
毎回違うニュアンスで答えられるわけないし
同じ答えでも本当にそうなのかわからないし…



でも好きだって、根拠なく言えてた頃
自分はお互いが好きだと言えた最初の時と
別れるときの好きだと言ったときの
意味も想いも感情も
まったく違ったんだろうなって
今更思います。


ようやく、失恋と向き合うことが出来ました。



ありがとう。